作家もののうつわを選ぶポイント|失敗しない見方 | 松尾亮佑

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作家もののうつわを選ぶポイント|失敗しない見方

はじめに

作家もののうつわに興味はあるけれど、「どう選べばいいかわからない」「失敗したくない」と感じている方も多いのではないでしょうか。量産品と比べると価格も高めですし、、なおさら慎重になりますよね。

今回は、陶芸家として活動している私の立場から、作家もののうつわを選ぶときのポイントをお伝えします。

まずは“使う場面”を想像する

一番大切なのは、使う場面を具体的に思い浮かべることです。

どんな料理を盛るのか、どんな時間に使うのか。朝のコーヒーなのか、夜のゆっくりした食事なのか。それがはっきりすると、自然とサイズや形が絞られてきます。

「素敵だから」という理由も大事ですが、「使う自分が想像できるかどうか」は、後悔しないための大きなポイントです。

完璧な一点を探しすぎない

作家ものの器は、一点一点に個体差があります。わずかな歪みや釉薬のムラも、その器だけの表情です。

完璧に整ったものを求めすぎると、逆に選びづらくなってしまいます。多少の揺らぎも含めて、その器の個性として受け止められるかどうか。それが作家ものを楽しむコツだと思います。

手に取ったときの感覚を大切にする

可能であれば、実際に持ってみることをおすすめします。重さ、縁の厚み、手に触れたときの感触。

写真だけでは伝わらない情報が、器にはたくさんあります。

オンラインで購入する場合でも、サイズ表記を確認し、今使っている器と比べてみるとイメージしやすくなります。

作り手の考えを知る

もし余裕があれば、作り手の考えや制作背景にも目を向けてみてください。

どんな思いで作られているのかを知ると、その器に対する見方が少し変わります。器は使ってもらってなんぼの道具ではありますが、同時に作り手の時間や感覚が込められたものでもあります。

作り手によっては工芸寄りの考え方やアートよりの考え方では、器に向き合う姿勢が大きく異なります。

陶器市やクラフト市など、作家と直接話せる機会がある際は、ぜひ聞いてみては如何でしょうか。様々な作家の顔が見えてくると思います。

まとめ

作家もののうつわを選ぶときは、使う場面を想像し、多少の個性も楽しむこと。そして、できれば手に取った感覚を大切にすること。

正解はひとつではありません。自分の暮らしにしっくりくる一枚を選べたら、それが一番の“正解”だと思います。

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